すきバサミについて考える

2019.6.7

すきバサミについて考える

FROGSTARではすきバサミを使いません✂︎をこだわりにしています。すごく矛盾していますがすきバサミがダメなわけではありません^ ^今回はハサミについていきたいと思います!

 

まずはすきバサミについて、、、

そもそもすきバサミってどういう原理?

もちろん僕ももっています。

当然ですが普通のハサミだと毛束に対していれるとすべての毛が切れます。

 

それに対してすきバサミは、種類によって切れる割合が異なります、、10%、20%、30%〜と色々あります。わかりやすくすると、100本毛束にいれると10なら10本、20なら20本、30なら30本が切れるというのがすきバサミです。

この↓ギザギザ部分の数や大きさで変わります🤔

 

ハサミのメーカーや技法にもよりますが

メリット

①バサッときれない安心感

②毛量が均等にすける

③大量に入れられる(スカスカにできる)

④馴染みやすい、

⑤カット時間が早い(美容師のテクニックが簡単)

⑥乾かすのが早くなる

デメリット

①すきバサミのラインが入る

②細かい調整が難しく、均等にすけるので、継続して使用すると、減らしてたくない少ない部分も軽くなりすぎてしまう

③大量に入れるとパサパサし、艶がなくなる

④ラインが馴染んでしまい、スタイルのメリハリが弱くなる

⑤乾かすのは早いが毛先が早く乾くので、乾かしすぎてダメージしやすくなる

お客様よりも美容師さんにメリットが多い感じですね、、、笑

実際に実験していきます、、、、🏭

❶すいてない状態

  1. すきバサミ入れます!
  2. すきバサミ一回入れた状態
  3. 2回入れた状態
  4. 3回入れた状態
  5.  4回入れた状態
  6. 重い部分は重さがあり、軽い部分は軽くなりましたね💇‍♂️

実際は真横から入れることは少ないので縦いれてみます^ ^

❶一回

❷二回

❸三回

やっぱり軽い部分は軽くなり、重い部分は重いですね。

軽い部分がすきバサミのパサつきの原因です‼️

 

 

FROGSTARで使用する《ゾーンセニング》という普通のハサミですく方法をやってみます^ ^

入れる前の状態(毛束に重い部分、軽い部分があるのがわかります、、、

  

重い部分は軽くなり、軽い部分はしっかり残っています‼️パサパサせずキレイにまとまっています^ ^

長くなってきたので、詳しくは普通のハサミ編でやりたいと思います笑

あくまで僕の感覚ですが、バッサリカットして軽い部分がなくなり毛量100%みたいな場合は全然使用してもOKだと思います(僕はバッサリでも使用しません)☆ただみなさん毎回バッサリなんてありえませんし、過去の美容室でカットの履歴があります。実際お客様で過去にすかれすぎた、すきバサミは嫌だと言われる方も多く、ブロー全盛ではなくなった、リアルなサロンワークでは細かい仕事が求められます。ただ現実的に、美容室によってもカット時間の事情も違いますし(10分しかなかったり、30分、60分など)、すきバサミでも、研究しメリットをいかしたり、技法を変えたりして繊細な仕事をされる美容師さんもいますし、すきバサミでしかだせない質感もあります。結局は美容師さん都合(ただ早く終わらせたい、すいてごまかせばいいや、、、みいな)で仕事しているか、お客様のために(カッコイイスタイルにしよう、お手入れが楽なように)使っているのかでも全然かわってくると思います^ ^

次回は普通のハサミについていきたいと思います!

 

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